久田内科・呼吸器内科クリニック 町田市忠生,淵野辺駅 内科,呼吸器内科

睡眠検査の概要

睡眠検査の流れ

初診時に問診票にご記入いただきます。

睡眠検査を専門とする会社より、御自宅に睡眠検査器具を配送いたします。
→一晩装着してお休みください
→その後、同じ会社に睡眠検査器具を返送してください。
→検査結果が10日ほどで出ますので、検査結果が出ましたらご連絡しますので結果の説明を聞きに御来院ください。

睡眠時無呼吸症候群 簡易検査

自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
自宅でできる検査であり、まずこの簡易検査から行ないます。
検査費用は、3割負担ですと3000円、1割負担ですと1000円程度となります。
尚、特に飲酒、服薬などに特に制限はありません。いつも通りの生活状態で検査を施行してください。

 

簡易睡眠検査で、さらに精査が必要と判断した場合は、当院では在宅PSG検査を施行いたします。

検査の流れ

一般的には簡易検査の結果を元に、従来入院で行うポリソムノグラフィー(PSG)を在宅で行う検査です。
ご都合のいい日の確認を業者よりさせていただきます。

在宅PSG検査装置

業者よりご自宅に配送された写真(上記)のような装置を自宅で装着していただき、一晩睡眠検査を施行していただきます。次の日にコンビニなどで、宅配便で検査キットを業者に送り返していただきます。
その後2週間ほどで検査結果が出ますので後日結果をご説明いたします。
 

メリット

①ご自宅で検査ができるので、同じ睡眠環境で検査ができます。
②ご自身の都合の良い夜に検査ができます。
③通常、入院+検査費用が総額で3~4万円かかるところが、自己負担12000円程度で検査できます。
 

デメリット

①装置が正確に装着できないと、検査の正確性が大きく下がります。
②自宅検査で評価できるのは睡眠時無呼吸症候群の有無、睡眠段階(睡眠の深さ)の評価のみです。

周期性四肢運動障害やレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)、過眠症(ナルコレプシーなど)の評価はできません。
 

メリット・デメリットを御理解の上、在宅睡眠検査を御希望の方は医師まで御相談ください。
尚、在宅睡眠検査ではなく入院睡眠検査が必要な症例と判断した場合は、検査可能な医療機関にご紹介致します。

 

寝ている間に検査は終了

これらの項目を測定するために身体に多くのセンサーをつけますが、痛みを伴う検査ではありません。
いつも通りに寝ている間に検査は終了します。
PSG検査の結果は、医師や専門の臨床検査技師などがそれぞれのデータを見て最終的に判定します。